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「小学生、ホーンビルに襲われる。」
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■「あまりよく覚えていない。」と語るテッド・ウィリアム君

 

 「平常心とは成るものじゃない、顔で造るものだ。」

そう豪語するのはテッド・ウイリアム君11才。
それは歴史上の人物の言葉かな?と問い掛けると
少しむっとした表情をしてみせた。
そんなテッド君の未来が楽しみである。
続けて彼はこう言う。

「怖いとかそんなんじゃないけど、うちにも家族がいるからやっぱり逃げてきた。」

やっぱりどうするつもりだったのかも気になる所だが、
それについては彼は重く口を閉ざしたままだ。

テッド君が襲われたのは日も暮れたその頃だった。
「クチバシが大きかった。あれは多分だけどホーンビル。タンザニアにいるんだ。パパが言ってた。」

襲われたんだって?
「うん。デニム地のジーンズを破られた。お気に入りだったけど気にしないよ。だって、大切なジーンズが破れたことだって、人生という大冒険の一つのシーンだと思うんだ。これがなんらかの形で、次に繋がればいいわけだし。映画だってそうでしょ?そこに意味があるから「シーン」なんだ。」

インタビューおつかれさま。
最後に、テッド君の座右の銘は何かな?
「ポジティビティー。心は人に見えないって言うけれど、人と話す時、でちゃう。自分が。そう考えたとき、人生を潤すのはこれかなって。それに、多くの経験をしてきた人が、平然としてたらすごいなって思ったから。これらは他者との関わりにおいての一つの考え方として僕の中に昔から置いてある。」

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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